「デトロイト」
「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグローが、1967年暴動発生時の
デトロイトで実際に起きた事件を映画化。
暴動発生から2日目の夜、銃声の通報があったモーテルに警察が乗り込む。
何人かの警察が捜査手段を無視し、宿泊客に不当な尋問を始める。(キネマ旬報からの抜粋)
淡々とドキュメンタリー風に進んでいき、
弱冠、長いかなとも思っていたのが、
ラストシーンで、爆発しました。
大感動モノのラスト。涙を禁じえませんでした。 81点
演出、俳優陣の熱演もさることながら、
音楽も実に効果的に使われ、
ソウルからゴスペルに・・・・・・・・・。
気楽なラブソングなぞ歌ってられるか、・・・・・
同感です(笑)。
「ハート・ロッカー」の女性監督なのですが、実に骨太な作品。
(ジェームズ・キャメロン監督の元妻らしいですが、女性初のアカデミー賞監督さん。)
いろいろ考えさせられました。
差別って、何?
間違った正義感ほど、怖いものはない。自分自身に置き換えると・・・・・どうだろう。
トランプ大統領で(レイシズム)、世界は逆行しているともいわれます。
差別ってなくなるのでしょうか?
古くから、女性、黒人、(有色人種)・・・・・・・・
そして、ホロコースト(ユダヤ人)。
第2次世界大戦中、日本がアメリカを倒せば、白人たちの弾圧に苦しんでいた黒人を
同じ有色人種として、自分たちを
解放してくれるんじゃあないかと思うぐらいだったそうです。
同じテーマの
「ドウ・ザ・ライト・シング」以来の衝撃でした。
”おおさかシネマフェスティバル”
表彰者、発表されました!
3月4日日曜日、楽しみです。
http://www.oocf.net/ (おおさかシネマフェスティバル公式HP)