「わたしは、ダニエル・ブレイク」
ケン・ローチ監督が、2度目のカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた社会派ドラマ。
ダニエルは心臓疾患により 医師から仕事を止められるが、
複雑な制度に翻弄され
支援を受けられない。
手助けしたシングルマザーの家族と交流を深め、
貧しくとも支え合うが・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)
高評価の作品です。
確かに良い作品です。
80歳のケン・ローチ監督。
僕も大好きな
「麦の穂をゆらす風」などの社会派の監督さんです。
人ごとにも思えないし、税金をちゃんと納めている普通の人に起こった出来事。
ここにも、お役所仕事の実態。
人間の尊厳とやさしさを見事に現わした作品でした。
ただ、ちょっともどかしく感じる部分(主人公の行動)が、あったのも少し思いました。
最近の若い人は、植木等、知らないんですね・・・・・・なんか、さみしい(笑)。