「あん」
ドリアン助川の同名小説を、河瀬直美監督と樹木希林が初めて組み映画化。
刑務所帰りで どら焼きやの雇われ店長を務める千太郎は、求人募集の張り紙を
見て現れた老女・徳江を雇う。
彼女が作る粒あんが 評判を呼ぶが、やがて彼女を巡り
心ない噂が広がり・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)
こんなシンプルなストーリーを 感動作に持っていく河瀬監督の見事な力量。
一瞬、ドキュメンタリーと間違うほどの河瀬流。
自然を うまく生かし、樹木希林や永瀬正敏の演技も素晴らしい出来の 良心的な作品です。
”こちらに非がなくても 世間の無理解というものには どうしようもない”
というようなセリフは、やはり、心に残ります。
舛添さん、せこすぎます。