「笛吹川」
1960年 117分 松竹 木下恵介監督
原作 深沢七郎 出演 高峰秀子 田村高廣
さすが、高峰秀子さま、凄すぎます。
(演技力と存在感)
反戦映画です。
当然、現代でも、充分考えさせられるものがあります。エンタメ性を半ば無視した、
木下監督の野心作。
原作ものですが、木下色の一本として、成り立っていますね。
こういう考え方は、現代にも通じるし、
そして、誰もが皆、この考え方を含め、いろんな考えを持っていると思います。
何が本当に大事か、何に価値観を置くか。
たまたま、年始に以前観て、感動した2009年の「沈まぬ太陽」
(その年のワタクシのベストワン・見応えあり)
流し見をしていたのですが、
犠牲者の中で、年配の方がおられ、
(妻と息子家族が亡くなる)
一人残されてしまったのですが、
この「笛吹川」のラストが
それと重なり
なにか、本当にむなしいものを感じてしまいました。
今年も、2カ月が過ぎようとしていますが、
洋画は、「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」
邦画では「ファーストキス 1STKISS」が、
面白かったです。
ビートたけしさんは、余り好みでもないのですが(笑)、
先日、日経新聞で、
”映画は、たかが100年ちょっとの歴史しかないが、
美術、音楽、歴史の
総合芸術ナンバーワンだ。”という
記事は、なんか、嬉しいですね。
東京へ、サッシ協会のセミナーで
行ってきました。
弟家族と母に会ってきました。みんな元気で、安心したのですが、
いろいろご迷惑をおかけしております。