「あのこと」
2021年 ヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いたヒューマンドラマ。
1960年代、中絶が違法だったフランス。
貧しい労働者階級出身ながら努力を重ねて大学に進学し
学位取得寸前だったアンヌに、
突然の妊娠が発覚。
狼狽した彼女は解決策を探るが・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)
痛い映画でした。(あまり個人的には好きな部類の作品ではないのですが)
ただ、ちょっと前のフランスでも
こうだったんだと知り、びっくりしました。
最初、現代劇かなと思っていたのですが、
観ているうちにだんだんそうではないと思わせる作り方はさすがです。
以前に観た「17歳の瞳に映る世界」と同じで、
男はいい加減で、最低に描かれています。
ただ、ちょっと自己責任というか、勝手なところも見えるのですが・・・・・。。
同時期に、たまたま観た「シスター 夏のわかれ道」も
女性の立場を描いた作品でしたが、
国によって大きく違うことがよくわかりました。
というか、
アジアと欧州の違いなのでしょうか。
ただ、僕としては「シスター 夏のわかれ道」のほうが
同じ東洋人だからでもないですが、共感は持てました。
恒例の?2022年 令和4年のベスト10
独断と偏見の、まずは邦画から
①ある男 ②土を喰らう十二ヵ月 ③さかなのこ
④LOVE LIFE ⑤死刑にいたる病
⑥ケイコ目を澄ませて ⑦PLAN75 ⑧さがす
⑨メタモルフォーゼの縁側 ⑩ラーゲリより愛を込めて
今月で、このブログも9周年を迎えました。
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