「MOTHER マザー」
実在の殺人事件に着想を得て作り上げたドラマ。
男たちとゆきずりの関係を持ち、
その場しのぎの生活を送るシングルマザーの秋子。
そんな母の歪んだ愛に、必死に応えようとする息子・周平。
やがて身内からも
絶縁された母子は
社会から孤立し・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)
いやあ、3か月以上、
ご無沙汰でした。やっと、劇場新作が封切られましたので、
久々の鑑賞です。
日本映画で本年、再スタートです。
本当は評判の高かった
1か月前に封切りされた
外国作品の「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」にしようと思って
いたのですが、
前述のように父が亡くなり、
機会を逸していました。が、
ようやく、劇場で観ることが出来ました。
もちろん、入場時に手指消毒、検温、前後左右の席は空席でした。
お客様の入りも、もひとつなのは仕方ないですね。
さて、この作品。
評価は高いのですが・・・・・、私としては。
製作は最近話題作を連発する、スターサンズ。
監督は最近では、「タロウのバカ」や「日日是好日」など、好調な大森監督。
でも、これは、やや長く感じる。
僕の好きな評論家のお一人。
朝日新聞の石飛記者、曰く
”半径5メートルのことしか描かない日本映画”
という言葉に当てはまるような作品。
別に全然それが悪いわけではないけど、これは何か後味がよくない。
夏帆さんは、良い。
長澤まさみさんも、うまいけど、適役じゃあない。
「青春の殺人者」のセリフを思い出しました。
身内の殺人に
”うちの家庭のことだから、ほっといて!”
78点