寝ても覚めても

「寝ても覚めても」

柴崎友香の同名小説を原作に、「ハッピーアワー」の濱口監督が映画化。

21歳の朝子は、麦と出会い恋に落ちるが、

ある日突然、麦は姿を消してしまう。

2年後、カフェで働く朝子は、コーヒーを届けにいった先の会社で、

顔が麦にそっくりの亮平と出会い、

互いに惹かれていく。(キネマ旬報からの抜粋)

オリジナルだったら、すごいけど、

ただ、小説も映像になりにくい作品らしいです(未読)。

だから、素晴らしい映像表現です。

見応えありです。

間違いなく、今年を代表する一本だと思います。   82点

 

しかし、おんなは、恐い(笑)。

 

「菊とギロチン」など、今年、大活躍の東出昌大さん。

主演男優賞の有力候補ですね。

昨年、シネフェスで握手させて頂いてから、

ちょっぴり、ファンです(笑)。

伊藤沙莉ちゃんも、相変わらず、うまい。

ただ、唐田えりかさんは、

ほめている方が多いけど、僕的には、つらいかなと。

周りの演技陣も素晴らしいし、だから、この監督が

関東出身というのも、びっくりします。

 

なんせ、日本に、こんな恋愛映画が出来るのかと!

それぐらい、人に語りまくりたくなる 映画です。