1977年 昭和52年 独断と偏見のベスト10 今回は洋画編
プロ野球ドラフト会議で、江川事件のあった年。
①シャーロックホームズの素敵な挑戦 ②愛のファミリー ③カプリコン1
④ビリージョー愛のかけ橋 ⑤ダウンタウン物語 ⑥がんばれ!!ベアーズ特訓中
⑦大陸横断超特急 ⑧ロッキー ⑨ダーティーハリー3 ⑩正午から3時まで
「シン・ゴジラ」について、もう少し。
以前のブログで、皇室については描かれていない うんぬんと書いたのですが、
ある評論を読むと、父性と母性についての記事がありました。それによると、
監督が心髄している市川崑の「日本の一番長い日」と見比べるといいと。
確かに、戦前の日本では、天皇が父的存在であり、戦後は米国が母的存在だからだという
論理。
今の日本には父的存在が無い、米国依存症だからああいう表現になったのではないかと。
なるほど!
ともかく、公開から1ヶ月経ちましたが、いまだに、大新聞や各週刊誌に
意見が載る始末。事実、観たら、自分の考えを誰かに話したくなりますよね。
日本の宝物、ゴジラ。
日本でしか作れない作品になりました。
松山善三さんがお亡くなりになりました。僕の大好きな高峰秀子さんの夫でもあり、
「名もなく貧しく美しく」の監督さん。
また、1981年 昭和56年「典子は、今」も、忘れられない名作です。
次回は「後妻業の女」の予定です。