「トットチャンネル」
黒柳徹子さんの半生を描いた ”トットてれび”が この間 好評のうちに最終回を迎えました。
同じ原作を基に、ちょうど30年前 制作されたのが、映画「トットチャンネル」でした。
大森一樹監督、主演は斎藤由貴、そして、助演に なつかしの渡辺典子。
1987年 昭和62年の東宝映画。同時上映は少年隊の「19ナインティーン」。
(その年の キネマ旬報読者選出日本映画第4位)
お盆休みに 大阪梅田で観た記憶があります。
戦後、日本が高度経済成長に突入するころ、TELEVISIONが産声を上げ、
同じように歩んでこられた、黒柳徹子さん、す、すごすぎる。(映画版は30年の歴史だけど、
テレビ版は、それから、30年後!)
初め、映画界がバカにしていたテレビの世界。徐々に その支持される割合が
大きく変わっていくのですが、テレビ版はその幼少期。
映画版は まだ、TELEVISIONが
赤ん坊だったころを映していきます。
テレビ版は、満島ひかりさん(「愛のむきだし」 「川の底からこんにちは」)が奮闘しておりましたが、
映画版では、より、爆笑度も高く、また、主演の斎藤由貴さんも、魅力いっぱいに
演じています。特にラストはテレビ版とは対称的になっており、ジーンと来るものが
あります。(黒柳徹子さんも涙したとか)。
テレビ版も良かったですが、機会があれば、映画版もお薦めです。
しかし、黒柳徹子さんは、国民栄誉賞ものです。(いろんな方面でも活躍されていますよね。)
「男はつらいよ」シリーズの最終マドンナの候補でもあったらしいですが、観たかったですよね。
よく、昭和30年前後は、日本の青春時代だったと言われますが、僕も
物心がつくかつかないかの この時代の文化。すり込まれているのか、なぜか
なつかしく大好きです。
テレビと映画の役割は今では割と線引きは出来ているのでは。
ニュース、ドキュメンタリー、スポーツ、バラエティーでは、やはり、かないませんが、
ドラマでは、やはり、映画に一日の長があると思います。
昨日、仕事で難波に行った帰り、近くに有名な焼売屋さんがあるので、(バカうま!)
買って帰ったのですが、
風呂から上がると、嫁さんがビール片手に、
”やっぱり、ここの焼売はうまいねえー、最高!”って、
おいおい、それまだ、蒸かす前の状態だぞ、
蒸かす前のを食って、うまいって、
どんな、味覚しているのか(もちろん、蒸かしてからは もっとうまいって、当たり前だろ!)。