「十一人の賊軍」
2024年 令和6年 11月2日鑑賞 81点
1868年の幕末を舞台に
憎き藩のために”決死隊”として
砦を守る任についた罪人たちの死闘と葛藤を描く。
(キネマ旬報からの抜粋)
東映お得意の集団抗争劇。
白石和彌監督作品。
白石監督と木竜麻生さんとは、以前のシネフェスでお話をさせて頂きました。
それだけにお二人には、思い入れがあり、応援しております。
特に、木竜麻生さんとは、ツーショット写真も撮らせていただき、
長い時間、おしゃべりもさせてもらいました。(この作品の舞台、新潟のご出身だそうです。)
白石監督さんは、この年の「虎狼の血」で受賞されたのですが、
同じ年に撮られた「サニー/32」は、全く面白くなかったと
失礼なことを申し上げたら苦笑いされていました。
今思い出しても、恥ずかしいです。
でも、この作品は、エンタメ性にも富み、
本当に面白かったです。(うちの奥さんも大興奮)
主役も、今、乗って乗りに乗っているお二人。
話題作目白押しの山田孝之さんに、大河ドラマに抜擢された仲野太賀さん。
そして、本山力さんの殺陣はお見事!
阿部サダヲさんも最後まで生かし切る脚本も良かったです。
鞘師里保さんも今後期待大。
十一人の意味も一つの隠し味。
正義とは、あるのかもしれないし
ないのかもしれないのを、分かり易く
時代を映しながら説明した作品でした。
面白かったです。
兵庫県民は、バカでは無いです!(笑)