男はつらいよ お帰り寅さん

「男はつらいよ お帰り寅さん」

国民的人気を誇る 山田洋次監督による 「男はつらいよ」シリーズの

22年ぶりとなる第50作。

小説家になり、最新作の評判も上々の満男は、

サイン会を行うことに。

ところが、その列に並ぶ客の中に、

初恋の人で 一度は結婚の約束までした女性・イズミの姿を見つける。

(キネマ旬報からの抜粋)

 

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

さて、大画面に、寅さんが帰って来ました。

懐かしいと、しかも作品的にも素晴らしい、涙が出るという

評価が目白押し。

 

・・・・・・・・・・私だけ? 期待外れだと思ったのは!

 

今更ながらですが、ワタクシメも

寅さんの大ファンです。

もちろん、全作品観ておりますし、このブログのどこかの回で

ベスト3か5を並べていると思います(笑)。

高校時代、大学時代、よく見に行きました。

 

まず、主人公2人が良くない。客は、誰を見たくて、高い入場料を払ってんだよ(汚い言葉、お許しを)。

実際、このシリーズも、この2人を中心にしてから、

全く、別物、面白くもなんともない。

確かに、渥美清さんが、体調を崩し始めたのが原因だとはわかっていますが・・・・・。

そして、渥美さん一人に、松竹を背負わせていたという理由も、確かにわかります。

だから、本当は40作ぐらいで、終了していれば・・・・・・・・。

主題歌の桑田佳祐さんにも、ケチをつけたくなってしまいます、

こちらも、また弁解ですが、別に桑田さんが、もちろん、悪いわけではありません。

(デビュー曲の”勝手にシンドバッド”を買ってるぐらいです。)

 

お客さんの数も少なかったです。寅さんは、大入りのお客さんと、一緒になって

大笑いをするのが、また、楽しいんです。

25年のブランクは大きいですよね。失礼ながら、その頃の人たちも、もう・・・・。

 

名場面の”メロン事件”は笑わせてもらいましたというか、

笑うのを待ち構えておりましたぐらいです。

 

おまけして、78点。

 

年初から、ゴーン逃亡、イランとアメリカのいざこざ。

どうなるのでしょう。