楽園

 

「楽園」

吉田修一の”犯罪小説集”を「64ロクヨン」の瀬々敬久が映画化。

ある地方都市で起きた幼女失踪事件をきっかけに

知り合った孤独な青年・豪士と紡は、それぞれの不遇に共感し合う。

だが、事件から12年後、

再び同じY字路で少女が姿を消し、

事態は急変する。(キネマ旬報からの抜粋)

80点     (以降ネタバレ有ります)。

田園風景が美しいだけに、

綾野剛が犯人じゃあないと思って観ていただけに

杉咲花ちゃんの態度は、最後に納得出来る?

と、思っていました。  ところが、

犯人じゃあないの?

瀬々監督が、杉咲花ちゃんに、ちがうと言ったとか言わないとか。

観るほうに委ねるということかな。

佐藤浩市の役柄は、ちょっと動機が弱いかなと?

相変わらず、杉咲花ちゃんは、うまいですね。

3年前の”おおさかシネフェス”で花束を渡し、2回も握手していただいた思い出、

大切にしております。(笑)

そうそう、来年秋のNHK朝ドラ、”おちょやん”の主人公にも

決定したそうで、おめでとうございます。

 

キネ旬で、没後10年ということで、高峰秀子さんの

ベスト5の投票を募集していました。

ここでも、ちょくちょく書いているのですが、

ワタクシの大好きな大女優さんです。

もちろん、全作品どころか、未見の作品のほうが多いのですが

現状での私が好きな5作品を

投票させてもらいました。

「稲妻」   「浮雲」    「流れる」   「放浪記」    「喜びも悲しみも幾年月」