斬、

前回を、今年最後としていたのですが、もう一回、お付き合いを(笑)。

「斬、」

「野火」の塚本晋也監督が、池松壮亮と蒼井優を主演に迎えた、自身初となる時代劇。

開国か否か大きく揺れる江戸時代末期。

藩から離れた杢之進は、農家の息子・市助と剣の稽古に励んでいたところ、

浪人・澤村から一緒に京都の動乱に参戦しないかと誘われる。(キネマ旬報からの抜粋)

作家性の強い監督のおひとりです。

2人の俳優は、相変わらず素晴らしいです。が、

予算の関係か、

見どころが少ない様な。

78点

悪くはないし、後で効いてくるような作品ですが、

共感できないところもあります。

確かに、江戸の太平から末期にかけての設定は、

現代が かぶってきます。

改めて、ひととしての考えを、

私自身に問われていると言う事も、わかるのですが・・・・・。

 

天皇陛下の最後の会見。

感ずるところ、皆さん、

おありではないでしょうか?歴史的な会見でした。

 

テレビ・朝ドラの”まんぷく”

ここにきて、急に面白くなってきましたね(笑)。

前回のシネフェスで来られた 菅田将暉さん、桐谷健太さん、それに前々回の毎熊克哉さんなども

出演されて、しかも次回のシネフェス、主演女優賞の本命の安藤サクラさんがからむという、

芸達者な人たちの競演(笑)。

生きてさえいれば。

あとで思えば、どんなことも大したことじゃあない。

確かに、

シェイクスピアではないですが、

生きるべきか、死すべきか

プライドを懸けて、はたまた、自分の考えを貫くのか、

いや、生きてこそ、

生きているうちが花、

死んだらそれまでよ。(ただ、生き抜くのも、しんどいし、生にしがみつくのではなく、

生き方ですよね。)

「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディ・マーキュリーの

詩も、根底にそういうのが

流れている気がします。(「斬、」にも言えることでしょうが)

 

今年は、本当に これで最後です。(笑)

また、来年もよろしくお願いします。

では、良いお年を。