「メアリと魔女の花」
メアリー・スチュアートの児童文学を原作に 「思い出のマーニー」の米林宏昌監督が
アニメ映画化。
7年に1度しか咲かない禁断の花”夜間飛行”を見つけた少女メアリ。
一夜限りの不思議な力を手に入れた彼女は、雲海にそびえ立つエンドア大学への
入学を許可された。(キネマ旬報からの抜粋)
ジブリから離れ、
一作目は、スポンサーの手前、
ヒットさせなければいけないのは分かるけど・・・・・。
ちょうど、2年前の細田守監督の「バケモノの子」と一緒だと思います。
商業的な色が濃いすぎて、作家性が殺されている。
確かに、ヒットさせなければ、2作目は、無い。
でも、ここまで、ジブリの域から、出てなくて、
単なる亜流になっているのは、残念。
「思い出のアーニー」も良かっただけに、やや期待はずれでした。
題材の選び方も、まずいし、ジブリを継承すればいいというものでもないし。
魔法もので、ジブリ的に空を駆け巡る、
ただ、それだけで個性がない。
ちょっと、きつく書きましたが、それだけ期待していたのも確かです。
なんとか、最後まで観れたのは、杉咲花ちゃんの声に、すくわれたようなもの(笑) 76点
ただ、ファミリー向けとしては、良いと思いますが。