「追憶」
監督・降旗康男、撮影・木村大作のコンビ16作目となるヒューマンサスペンス。
幼少期を共に過ごした少年3人が、一つの殺人事件によって刑事・被害者・容疑者として
25年ぶりに再会し、事件の真相そして心に蓋をしてきた忌まわしい過去と
対峙する姿を映し出す。(キネマ旬報からの抜粋)
このコンビ、さすがベテランというお仕事です。
僕的には、「ホタル」 「あ・うん」 「駅STATION」などが、
お気に入りですが、高倉健さん主演の「鉄道員ぽっぽや」も、ありましたね。
映画らしい映画なんですが、
そういうところが、良いという人と、そこがいまいちという人に分かれているみたいですが、
ワタクシは、真ん中です(笑)。
やはり、匂いが?昭和的で、
ストーリーが弱冠、強引ではないでしょうか。
上映時間も短いのに、たっぷり観たような気分には、させてくれたのですが、
まだ、もう少し説明不足のところがあったのでは。
でも、観て良かったとは、充分思いました。
役者陣も、このコンビなら出たいという人たちで(当たり前か)、
皆、熱演でした(安心感がありました)。 80点
ただ、街のガラス屋さんが、
非常に重要な立場で、出てくるのですが、
なにか複雑な気持ちになったのも、事実です(笑)。