お盆休みは、如何だったでしょうか?
私は、瀬戸内海の小久野島、 通称 ”うさぎの島”に行って参りました。
戦時中は 日本軍が毒ガスを製造していたところらしいですが、今じゃあ700羽以上の
うさぎが島中にいるという、うさぎの楽園。
昼は、暑いので、姿が少なかったのですが夜は たくさん出て来ていたそうです。
(酔いつぶれて寝ていました)。
でも、うさぎって可愛いですよね。(バニーちゃんの事では ありません。念のため)。
外国からの口コミで、ここ数年、ブームになったそうで、外国人の多いこと。
フェリーを待っている間にも、前は韓国のカップル。後ろはアメリカ人の女性がお二人。
その近くにも フランス人のカップル。
みんなと仲良くなっちゃいました。
(みんな、日本語、うまいわ(笑))。
なんでそういうことになったかというと、この炎天下、真昼間にフェリー乗り場で
2時間半、待たされたからです。確かに急に観光化したせいか、いろいろな設備や
応対が整っていないのはわかるのですが、なんの案内もなしに、並ばせて、ほったらかし。
(ここから先は、聞かなかったことにして下さい)。
さすが、役人根性、客の事は全く考えていないし、完全無視。
ひとことの、案内、説明、おわびもなしに客を(子供や年寄りを含む)
仕方がないでしょで、
片付ける。こういうことからして、役人、ひいては国の おひとは上から目線で
モノをいう。(もう一度言いますが、聞かなかったことにしてください(笑)
あくまで、一部の人のことですし、親戚にも公務員はたくさん、います(笑))。
おまえら(失礼)、 誰から給料もらってんねん!
国民の税金やろ。だから俺はある意味で国が信用できない部分があるんや。
(話が、エライ飛びましたが、日本という国は好きです。
血圧が高いので、
このへんにしときます。失礼いたしました(笑))。
ともかく、両親、妹家族、弟家族と私の家族、総勢14名で行ってきました。
(みんな、おかげさまで、元気ですよう!)。
「肉弾」 お盆の間に、岡本喜八監督の反戦映画の代表作、「肉弾」を観ました。
名作「日本の一番長い日」の後に 岡本監督が どうしても これを撮っておかずにはいられなかったという作品です。いかにも、ATG作品という映画でした。
ATG(商業ベースにのらない外国映画の上映や日本映画を製作した会社。低予算で
作家性や政治性が強い芸術映画を多く輩出した。現在は活動停止。)
終戦の日があったので、相変わらず反戦の論議が多かったのですが。
昨年、「野火」という映画が評判を呼びました。僕は もっともっと戦時のドキュメンタリーや、
創作でもリアルさを前面に出す方が いいんじゃあないかと思います。
やはり、本やテレビでは、限度がありますし、
とことん、悲惨さを示すためにも映画で徹底的にすればどうでしょう。
もちろん、それで、戦争の愚かさがすべて分かるわけでもないのですが、目にその残酷さの
一部でも焼き付けると、また、嘔吐するぐらいの場面、泣かずにはおれない様な場面とか。
目から入ると解り易いし、人生や生活にどんな影響を与えるか、
見せてはいけないんじゃなく、
これが現実なんだと。(例えは悪いけど、日頃、口にしている肉だって、どういう過程で
スーパーに並んでいるかも知らない人は多いし)。
そして、最後に
”自分自身で、
戦争をしない様にするには、どうすればいいのか考えよう、想像しよう”という
字幕を入れればいいんじゃあないかなと・・・・・・・・。
オリンピック、高校野球(息子の出身校は惜しくも敗退)も たけなわ。
広島では カープの優勝と岸田外相の次期総理候補が話題とか、はい。