「ミッシング」
「そして、バトンは渡された」の石原さとみ主演、
「空白」の吉田恵輔監督・脚本で描く、
幼女失踪事件に端を発した喪失と再生のヒューマンドラマ。
失踪した娘・美羽の帰りを待ち続ける母・沙織は
あることがきっかけで、
ネット上で誹謗中傷の標的と
なってしまう。(キネマ旬報からの抜粋)
79点
石原さとみさんは、確かに熱演ですが、
中村倫也さんの、上手さの方が目立ちました。
吉田監督も珍しく、オーソドックスな作り方。
だから、
ミステリー、サスペンスなどの
犯罪映画ではなく、主人公の喪失と再生を
描いている作品でした。
と、
判っているのですが、
ラスト、もやもやっとしてしまったのは
仕方がないのでは。
オッペンハイマー博士が、通訳に原爆投下の謝罪をしたという
フィルムが、発見されたそうです。
もう亡くなられた通訳さんが、そのことを証言したというフィルムらしいです。
感慨深いものがあります。
(それに比べて、トルーマンのあの言いかた!)
2023年の独断と偏見の
邦画ベスト10
(ご笑覧ください!)
①波紋 ②怪物 ③せかいのおきく
④福田村事件 ⑤BLUE GIANT
⑥憧れを超えた侍たち 世界一への記録 ⑦最後まで行く
⑧ゴジラ-1.0 ⑨月 ⑩ロストケア
迷ったのは、 「市子」 「PERFECT DAYS」
「BAD LANS バッド ランズ」 「Winny」 などなど