「空飛ぶタイヤ」
直木賞作家、池井戸潤によるベストセラー小説を「超高速!参勤交代」の本木克英監督が
長瀬智也主演で映画化。
ある日突然起きたトラックの脱輪事故。
整備不良を疑われた運送会社社長・赤松は
車両の欠陥に気づき、製造元・ホープ自動車に再調査を要求するが・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)
確かに、面白く観させてもらいました。
ただ、前半とラストは良いのですが、途中、中だるみは感じました。
なにか、軽い。
演出のせい?俳優のせい?
いや、そうではなく、まるで水戸黄門のテレビドラマみたいな流れ方。
ラストは、逆転勝利が、見え見えだったから?
だから、それでもいいので、
もう少し、気持ちよく見せてくれれば、申し分ないのだけど。
つまるところ、(上から目線で申し訳ないのですが)テレビドラマから、ぬけていないのか。
良質な作品だとは、思います。
骨太な人間ドラマには、時間が足りないのか!?
「新幹線大爆破」 「君よ憤怒の河を渉れ」 「植村直己物語」
「人間の証明」 「野生の証明」 「男たちの大和/YAMATO」
佐藤純弥監督、楽しい作品をありがとうございました。