ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

再鑑賞、見直しです。(笑)

昨年の4月20日に鑑賞しているのですが、

以前、書きましたように、疲労と宴会後の酒酔いで、

うつら、うつらの劇場鑑賞でした。

ごめんなさい、さすがスピルバーグさん。

良く出来ています。

”完璧な仕事ではなく、最高の仕事をしろ!”

確かに。

父や亡き夫から、急に受け継いだ同族経営の地方新聞社の社主の仕事。

しかも女性であるがゆえ、周りからも、とやかく言われていた。

そんな立場の女性主人公。自分の地位をなげうってでも、

投獄されるか、そして、

全財産の没収、社員や家族にも大きな迷惑や損害を

かけるかもしれないのに、

アメリカという国の威信や自分の意志、

新聞の意義、そして、民主主義、国民主権を貫いた。(それに反して、

今のアメリカ合衆国は、どうか?)

これが、ウォーターゲート事件につながってゆくラストもお見事。

ただ、ニクソンさんの功績も功罪相半ばなのに、

完全な悪役は少し、お気の毒。