角田光代の同名ベストセラーを、異才、吉田大八が感性豊かに映画化。バブル崩壊後の
1994年、夫との生活に虚しさを覚えつつ、銀行の外回りの仕事に励む梨花は
偶然知り合った大学生の光太と逢瀬を重ねるうちに、顧客の預金に
次々と手をつけてゆく。(キネマ旬報からの抜粋)
確かに、宮沢りえと小林聡美の演技は素晴らしかったです。
でも 落ちて行ったきっかけの描き方が、すごく弱いと思った。(嫁さんなんかは、
春のNHKのテレビドラマの方が、良かったという始末)
「クヒオ大佐」 「桐島、部活やめるってよ」でも感じたんだけど、人の心のひだの
描き方をもう少し細かく、積み重ねていけば・・・・・だから、少し物足りない。惜しい。77点
長野の地震、テレビで見る限り死者が出ていないのは奇跡。良かったなあと、
こちらは、阪神大震災でエライ目にあっているから、そう思うばかり。
改めてお見舞い申し上げます。
そういえば、来年、1月が来れば、あれから20年か・・・・・・
昨日、北海道の友人がイクラを送ってきてくれた。毎年贈ってくれる。
あの震災の後も、すぐ10万円という大金を送ってきてくれた。(もちろん、金額の問題では
ないが)・・・・・・感謝しかない。