Archives 2019

未来のミライ

「未来のミライ」

「バケモノの子」の細田守監督によるSFアニメーション。

妹が生まれたことで両親の愛情を奪われ

戸惑いの日々を過ごす4歳の くんの前にある日、

セーラー服の少女が現れる。

彼女は未来からやって来た妹のミライだった。

ミライに導かれ、時を超えた くんの冒険が

始まる。(キネマ旬報からの抜粋)

言われるほど、ひどくはないと思いますが。(笑)

賛否が分かれているというのも、わかります。

上映時間は、ちょうどいい長さだと思います。(98分)

当然、絵も素晴らしいです。

前作「バケモノの子」では、ちょっとなあ、と思ったのですが、

さすがですね。

家族、一族の歴史、良いテーマだと思います。

「おおかみこどもの雨と雪」や「サマーウォーズ」ほどではないにしろ、

良作だとは思います。

でも、くんちゃんは、わがままが過ぎます。(笑)

今の子なのかな、今の家族なのか・・・・・・。

 

また、今の家の造りなのか、

子供と老人に優しくない家。(段差)

 

それと、黒木華さんと麻生久美子さんは、いいのですが、

声の出演者。

やはり、ここは、プロの声優に任せた方が

良かったのじゃあないかしらん。なんて。

 

3月3日のシネフェスの受賞者が発表されました。

木竜麻生さん、おめでとうございます。

 

1月18日の金曜日、門真市立東小学校の3年生の生徒さんたちが

先生と一緒に、弊社を見学に来られました。

可愛い笑顔に、思わず微笑み、そして、元気をもらいました。

その後、お礼のお手紙を頂き、

全社員、感動しております。

明石市長の言動、確かに言い過ぎの面もありますが、

いちがいに、全面的に悪いとも思えないところがあります。役人根性丸出しだし、

メディアも一部情報操作しているし、

裏話を聞けば聞くほど、同情したくなります。

 

モリのいる場所

「モリのいる場所」

山崎努と樹木希林というベテランが初共演を果たし、

伝説の画家夫妻を演じた人間ドラマ。

30年間、ほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を

描き続けた熊谷守一=モリのエピソードをベースに、

晩年のある1日をフィクションとしてユーモラスに

描いていく。(キネマ旬報からの抜粋)

この監督さんは、良心的な作品が多く、

(沖田修一監督 「横道世之介」など)

この映画も小品ですが

いい作品だと思います。

ただ、ところどころに、余分なカットが(僕的に)

入っているのが、惜しいところです。

主演のお二人は、当然素晴らしいし

撮影も見事なのですが。

 

大坂なおみさん、テレビでハラハラしながら

見ておりました。素晴らしいですね。大あっぱれですね。

でも、最初の疑問は、なぜ、米国人でないの?

と思いましたが(今は二重国籍らしいのですが)

最初に、日本人から、才能を認められたのを

恩に感じているからとか。

これが本当だったら、日本人より日本人らしいですやん。(笑)

同じ頃、嵐が活動休止という発表のニュースが日本中を

駆け巡りました。

思い出すのは、家族で北海道に旅行に行った時、帰りの電車や空港で、

嵐のコンサートから帰る全国のファンの方たちと、

ごっちゃになったこと。(笑)ともかく、すさまじい女性の数だったのは

印象に残っています。

ただ、年配の方、まだ、お若い方にしろ、

上品そうな方が多かったですね。(笑)母娘も多かったし、

ホント、身近な、家族みたいな存在だったんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

再鑑賞、見直しです。(笑)

昨年の4月20日に鑑賞しているのですが、

以前、書きましたように、疲労と宴会後の酒酔いで、

うつら、うつらの劇場鑑賞でした。

ごめんなさい、さすがスピルバーグさん。

良く出来ています。

”完璧な仕事ではなく、最高の仕事をしろ!”

確かに。

父や亡き夫から、急に受け継いだ同族経営の地方新聞社の社主の仕事。

しかも女性であるがゆえ、周りからも、とやかく言われていた。

そんな立場の女性主人公。自分の地位をなげうってでも、

投獄されるか、そして、

全財産の没収、社員や家族にも大きな迷惑や損害を

かけるかもしれないのに、

アメリカという国の威信や自分の意志、

新聞の意義、そして、民主主義、国民主権を貫いた。(それに反して、

今のアメリカ合衆国は、どうか?)

これが、ウォーターゲート事件につながってゆくラストもお見事。

ただ、ニクソンさんの功績も功罪相半ばなのに、

完全な悪役は少し、お気の毒。

 

 

 

 

 

リバーズ・エッジ

「リバーズ・エッジ」

若者たちの欲望と焦燥感を描いた岡崎京子の同名漫画を原作に

「ナラタージュ」の行定勲監督が実写映画化。

今どきの女子高生ハルナと

いじめられっ子の同級生・山田、

摂食障害のモデル・こずえは、

河原で発見した死体の秘密を共有し、

歪な絆を築いていくが・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

作家性の強い、力作だとは思いますが、

好きじゃあないですね、

単なる好みの問題ですが(笑)。

 

 

 

 

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」

車イス生活の男性と彼を支えた人々の実話を、「王様とボク」の前田哲監督が映画化。

体が不自由で、大勢のボランティアに支えられながら

風変わりな自立生活を送っている鹿野は、

時にワガママぶりを見せながらも、

皆から愛されていた。

ある日、新人ボランティアの美咲に惚れるが・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

77点

まず、映画としてなのですが、いい題材で、芸達者のお二人がいるのに、(大泉洋  高畑充希)

惜しいかな、平凡な出来だと思います。

介護の知らない気づきも、させてもらえたし、

良心的な作品だとは思います。

でも、演出が、まだるっこしいのか、

製作テレビ会社の意図か、

 

(以前も書きましたが、このテレビ局の24時間テレビの作り方と

よく似ているなあというのは、言い過ぎですよね、ごめんなさい。)

 

どうも、うわべをなぞっただけで、

深みがない。この病気の本人とか、周りの人の

必死さが、少し弱いのではと。

いいセリフも多いのだけれど、心に沁みとおらない。

知り合いにもいますが、もっと大変なんだと思う。

親より子の方が先に逝くのは親不孝だけど、

こういう親たちは、異口同音に子より先に死ねないと言います。

ただ、何回も書きますが、名作となりえたかもしれない惜しい作品です。

別に、障害を表に出さずとも、「名もなく貧しく美しく」  「典子は、今」

韓国映画「オアシス」  イタリア映画「道」   アメリカ映画「レインマン」などなど

名作はいくらでもあります。 残念です。

 

閑話休題

この作品を観たのは、大みそかの31日、

阪急西宮ガーデンズで、奥さんと正月の買い物をした後、

午後3時半の回だったのですが、

なんと翌朝、元旦の新聞の首相動向を見ると、同日同時刻で、東京で

安倍首相が奥様とご覧になっていたとか。

何たる偶然!(前日は「ボヘミアン・ラプソディ」だったとか。)

だから、それがどうしたと、いわれればそれまでなんですが(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

タクシー運転手~約束は海を越えて~

「タクシー運転手~約束は海を越えて~」

光州事件を背景にした実話に基づくヒューマンドラマ。1980年、ソウルの運転手マンソプは、

”大金を払う”という言葉に つられてドイツ人記者ピーターを乗せて光州を目指す。

2人は通行禁止時間ぎりぎりで光州に入るが、

状況は徐々に悪化し・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

あまり今、いい関係とは言えませんが、

久しぶりの韓国映画です。

1998年の「八月のクリスマス」   (シム・ウナさん、可愛かったですね。)

「シュリ」  「JSA」  「猟奇的な彼女」などなど、

面白かったですし、懐かしいなあ!

 

この作品の、光州事件。

聞いたことがあるなあぐらいの知識でしたが・・・・・。映画を観て、

こんなことってあるの?っていうのが、第一印象でした。

後半が、ちょっと、エンターテインメントすぎると思いましたが、

お馴染みの、ソン・ガンホさんと共に

力作でした。

 

 

 

 

 

 

 

アリー/スター誕生

新年 明けましておめでとうございます

 

皇位継承の歴史的な一年。

弊社も時代と共に、進化、変化していこうと思います。

今年もよろしくお願い致します。

 

「アリー/スター誕生」

B・クーパーが監督・主演を務め、レディー・ガガが 初主演した「スタア誕生」のリメイク。

アリーは歌手になることを夢見ながらも、なかなか芽が出なかった。

そんなある日、世界的シンガーのジャクソンと出会い、

瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。(キネマ旬報からの抜粋)  78点

音楽(歌)は、素晴らしいです。

レディー・ガガの歌声も、さすがです。

日本の興収が、もひとつなのも、もったいないなあと思うくらいです。

ただ、この手の作品では、まだ、「ボヘミアン・ラプソディ」が

上映中なので、そちらに流れているのかなと。

 

まあ、作品的には、どうしても、あの大名作の

1954年のジュディ・ガーランド版と

比べてしまいます。

その点では、損してますよね。