Archives 12月 2017

ビジランテ

 

「ビジランテ」

「22年目の告白-私が殺人犯です-」の入江悠監督のオリジナル脚本作品。

父の死をきっかけに、市議会議員 二郎と 

デリヘル店長 三郎が暮らす地元に、

幼い頃失踪した 一郎が戻ってくる。

一家の邸宅や土地をめぐり、

30年ぶりに再会した兄弟と

町の自警団が衝突する。(キネマ旬報からの抜粋)

入江監督作品、今年は印象に残りましたね。  81点

役者陣も熱演でした。

ビジランテとは、自警団ということらしいです。

 

トランプ米大統領は、ビジネスマンですね。(武器商人)

日経新聞”私の履歴書”、今月は私の一番好きなプロ野球選手

”江夏豊”さんでした。なつかしかったです。

 

弊社も本日で、仕事納めです。

今年一年、ありがとうございました。

来年も よろしくお願い致します。

では、良いお年を。

愚行録

 

「愚行録」

ポーランド国立映画大学で学び、本作で長篇監督デビューを飾る石川慶が、

貫井徳郎の直木賞候補作を映画化したミステリー。

1年前に起きた一家惨殺事件の真相を追う週刊誌記者・田中が、理想の家族とされた

被害者一家の評判とはかけ離れた実体を目の当たりにする。(キネマ旬報からの抜粋)

役者の顔ぶれもいいし、脚本も良くまとめられていると思います。

ただ、内容の後味が

あまり良くないですよね。

 

”おおさかシネマフェスティバル2018”    (シネマフェスティバル 公式サイト)

来年、3月4日(日)に決まりました。

そろそろ、各映画賞が発表になっています。

菅田将揮・蒼井優・田中麗奈・有村架純・長澤まさみ・浜辺美波・竹内涼真・石橋静河などなどの

お名前があがっております。

どなたが来られるのか、いまから、楽しみです。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

 

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」

”スター・ウォーズ”シリーズ第8弾。前作”フォースの覚醒”で伝説のジェダイ、

ルーク・スカイウォーカーと巡り合ったレイは、驚くべき真実を知る。

そして、

レジスタンスを率いるレイアの息子カイロ・レンが

ダース・ベイダーを受け継ごうとする理由とは。(キネマ旬報からの抜粋)

 

それなりでした(笑)。79点

賛否両論が、多いのもうなずけます。

ストーリーや人物の描き方、位置づけ。確かに、予定調和にならずに、

裏切られるような展開だけど。

長いし、わくわく感が少ない。

ということは、テンポが もひとつ悪い。

ラスト、お馴染みのテーマ曲が出た時に、

涙が出そうになったぐらいかな。というか、

どうしても、

期待もって、

観てしまいますよね。

LION/ライオン~25年目のただいま~

 

「LION/ライオン~25年目のただいま~」

5歳の少年サル―はインドの駅で迷子になった。

兄を探して電車に乗った彼は、遠くオーストラリアで養子となる。

25年後、彼はかすかな記憶を頼りにGoogle Earthを駆使して

生まれ故郷を探す旅に出る。

「英国王のスピーチ」制作チームが映画化した感動の実話。(キネマ旬報からの抜粋)

 

この事実にも驚かされますが、インドでは年間8万人以上の子供が

行方不明になるそうです。

少し、構成が荒いようにも思われたのですが、

良質な作品でした。

義母の考え方(不幸な子供を救うという信念)にも、

びっくりしましたが、

ラスト、お兄さんの事実には、誰しも涙したのではないでしょうか。

 

先週の日本経済新聞の 池上彰さんのコラムで取り上げられていた書籍を

購入したのですが(税抜3.600円・高っ!)、

橋本明子著 「日本の長い戦後」という本です。

戦後の日本人の道徳観は、三つだと。

”加害者” ”被害者” ”英雄”

それが、

「やましい国」 「悲劇の国」 「美しい国」となる。

まだ、読み始めたばかりですが、考えさせられるところが多いです。

池上彰さんは、20年以上前に、NHK勤務の時に、

日曜日の朝、”週刊こどもニュース”という番組の頃から良く拝見していました。

ニュースを解り易く(子供番組だから当然なのですが)、

その頃から解説されており、

その後、”そうだったのか!現代史”などの著作本を数多く出され、

私も勉強させていただきました。

これで、ニュース番組も良く解る?ようになりました。

(だから、口幅ったいですが、今回のイスラエルの件も、ある程度、解ります(笑)。)

閑話休題

NHKでは、”大草原の小さな家”とか”人形劇 三国志”とかがお気に入りでした。

楽しかったです。

 

散歩する侵略者

 

「散歩する侵略者」

「岸辺の旅」の黒沢清が劇団イキウメの同名戯曲を映画化。

鳴海の夫は数日間の行方不明の後、侵略者に乗っ取られて帰ってきた。

同じころ、町で一家惨殺事件が発生し、

ジャーナリストの桜井が取材に訪れる。

第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品。(キネマ旬報からの抜粋)

わかりにくいというか、

ストーリーではなく、

細部を考え込んでしまった作品。

ラストもしばらく解釈に苦しみました。(笑)

侵略者が人から、概念を奪った後、地球(人類)を征服する。

愛は奪えないとか、夫婦の絆を取り戻したとか、

おい、おい、おい、夫婦関係は冷めていたんじゃあないの?

愛は、地球を救うってか!

評判は高いけど。

スケールの小さな侵略にしか見えないし・・・・・・・。

観終わったその後、阪急西宮北口の駅前で、

宗教の演説(クリスマス前だからか)を、

やっていたのだが、映画の後にそのことを考えていたからか、

それを聞いて、

えっ、やっぱり、そういうことなの?

とは思ったけれど・・・・・・・。

なんか、全体的にチマチマ感が感じられ、好きになれないです。

長澤まさみさんは上手くなりましたね。78点

 

メーカー工場見学で、雨の金沢に行って参りました。

(厳密にいうと、富山の小矢部なのですが) 翌日、

久々に、兼六園を歩いてきました。やっぱり、素晴らしいですね。

 

はしだのりひこさんが 亡くなりました。

フォークル時代の”帰って来たヨッパライ” ”悲しくてやりきれない” ”イムジン河”などもありますが、

その後の、”風” ”花嫁” ”ふたりだけの旅”なども

大好きでした。ご冥福をお祈りします。