Archives 8月 2017

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

 

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」

ランサム・リグズの小説”ハヤブサが守る家”を、ティム・バートン監督が映画化。

唯一の理解者だった祖父を亡くし、

その遺言に従って小さな島を訪れた孤独な

少年ジェイク。

そこはミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちが住む家で、

やがてジェイクは彼らの秘密を知ることになる。(キネマ旬報からの抜粋)

もう、ダーク・ファンタジー・・・・・・・。

バートンの奇妙な世界、満載、

大爆発。

バートン作品、結構好きだけど、どれもが好きじゃない(笑)。

でも、今回は いつも以上に、お金がかかっていますねえ。

ダーク・ファンタジーといえば、「パンズ・ラビリンス」を

すぐに思い出しますが、これも背景に

戦争がありましたよね。

そして、被差別者に対する思い・・・・・・・・。

やっぱり、大好きじゃあないけど、気になる監督(笑)。

 

ミサイル!

やっぱり、テレビの画面を見ているときは、

気色悪いもんでした。

戦争は、絶対に避けなければいけないけど、

現実的な(理想じゃなく)打開策、平和論を進めなければ。

 

(こういう時に、新聞やマスメディアの姿勢が顕著に表れますね。)

怪談

 

 

「怪談」

1964年 小泉八雲原作 

小林正樹監督作品。

怪談といっても、ちっとも怖くないのですが。

見逃していた作品の一本です。

 

耽美的で、丁寧につくられた芸術的な映画です。

時間とお金をたっぷり使った ぜいたくな作品だなあと、

直ぐにわかるくらいです。

結果、制作会社の にんじんくらぶは倒産したらしいのですが・・・・・・。

 

広島では、覚悟していたのですが(笑)、

強いカープの自慢話。

わかりましたよお!

低迷期も長かったですし、存分にお話し下さいませ(笑)。

広島の叔父の一人は、古くから、自民党政調会長の岸田文雄氏の

選挙の応援演説を手伝っているのですが、

女性の場合は、うぐいす嬢というらしいのですが、

男性は カラスと言うそうです。

 

 

 

 

 

ハクソー・リッジ

 

「ハクソー・リッジ」

メル・ギブソンが「アポカリプト」以来10年ぶりに監督、

良心的兵役拒否者として名誉勲章を受けた デズモンド・ドスを

モデルにした戦争ドラマ。

武器を手にしないと誓った衛生兵デズモンドは

激戦地ハクソー・リッジに赴き、銃弾が降り注ぐ中

多くの人の命を救う。(キネマ旬報からの抜粋)

8月15日の終戦の日に、観に行ってきました。

まず、このお話が真実だと 言う事に驚きました。

最初、宗教色の強いドラマかなと思って、

弱冠、敬遠していたのですが。

 

さすが、メル・ギブソン監督。

商業的な見せ場を出しながら、自分の色を充分に出しています・・・・・・・。

 

というか、この監督、サドかマゾか、やり過ぎの感も有り、

賛否の声が上がるのも当然かな。

 

シンプルなストーリーですが、じゃあ、あなたはと、

問われると、いろんな意味で考え込んでしまいます。

というのは、場面、場面によって主人公に肩入れしてみたり、

相手方に賛成してみたり、(そう思わせる作品なのでしょうが)。

 

映画としても、矛盾があったり、雑な演出もあるのですが、

強引に押し切ってしまう作品でした。

 

音響もすごく、臨場感たっぷりです。(映画館で観て良かった)。

だから、ちょっと甘いかな、 82点。

 

戦争は、絶対にだめなんだけど、

話し合いで解決できない事や、

また、

両方の上の えらいさんの思惑もあるしなあ。

でも、絶対に戦争は、ダメ。

 

久しぶりに、原爆ドームへ、行ってきました。

新設なった平和記念資料館。

オバマさんの折り鶴も展示されていました。

親戚も犠牲になっています。

ちょうど、こんな真っ青な空の暑い日だったそうです。

その晩、その子孫の いとこ達でお酒を楽しみました。

平和に感謝!

 

 

博奕打ち 総長賭博

 

 

「博奕打ち 総長賭博」

かの三島由紀夫が絶賛したという、

任侠映画の最高傑作、名作中の名作といわれる一本。

昭和42年 山下耕作監督 鶴田浩二 藤純子 若山富三郎 金子信雄などが出演。

この評判の高い作品。

私も初見なのですが、

確かに面白く、

堪能させて頂きました。

今までに、任侠映画も、何本も観させてもらいましたが、

ちょっと、この作品は突出していると思います。

ストーリーも しっかりしているし、様式美の素晴らしさ、そして、役者も適材適所。

所詮は、殺し合いの 人殺し。

ラストのセリフは、心に残ります。

 

なにか、自分の人生に任侠映画を、重ねている人は多いらしいのですが、

特にこの作品は、私にとっても、かぶさるところが多く、

ちょっと、怖い(笑)。

世の中、長生きする人は、(いい意味でも)怒りを爆発させない人ですよね。

がまんしなきゃあ。

みんな、がまんしているんですよね。でも、内にためると身体に悪い。

だから、ストレス解消に こういう映画が当たるのでしょうが、

ただ、この作品は 少し切り口が違い、

そこが、また、いいのです。

 

先週、人間ドックに 1年ぶりに行って参りました。

鼻から挿入する内視鏡検査にも、すっかり、慣れました(3度目)。

 

メーカーさんの招待で、山口県のサッシリフォーム会社を

見学に行って参りました。

いやあ、夜のお刺身が、おいしかったなあって、勉強もして参りました。

 

また、8月6日と9日が やって来ました。

核兵器禁止条約、

被爆国として、なぜ反対なのか、

北朝鮮の核の脅威としても、もっと、説明すべき。

でも、先頭に立って 署名はするべき。

 

明日から、弊社もお盆休みです。

私も、広島の両親に会いに行きます。

 

 

 

 

君の膵臓をたべたい

「君の膵臓をたべたい」

住野よるの同名ベストセラー小説を「君と100回目の恋」の

月川翔監督が映画化。

女子高生・咲良が密かに綴る闘病日記を 

偶然見つけた同級生の僕は、

彼女が膵臓の病気で余命わずかなことを知る。

12年後、母校の教師となった僕は 咲良との

日々を思い出していた・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)     77点

ちょっと、点数が

からいかも。

またまた、難病物のお涙ちょうだいの作品かなあ、ありきたりだなあと。

事実、そうだったのですが、・・・・・・・・・・でも、泣きました(笑)。

いい作品だと思います。

ただ、通り魔の件は、ちょっと いただけないというか、あのまま押した方が

良かったと思います。

そして、ちょっと、きれいごとすぎる。(ここは、人によって評価が

分かれるところだとは思いますが。)

 

浜辺美波ちゃんは、可愛くて,表情豊か。

間違いなく、ブレイクするでしょう?。

 

テレビの ”ひよっこ” シリアスになってきましたねえ(笑)。

でも、このドラマ、脇役がメチャ面白い!

観ているうちに、思わず笑顔になっている自分がいます。

特に、ウェイトレス役の佐藤仁美さん。

「バウンス・koGAL」のスリムな頃からは、思いもつかない、はじけっぷり。

そして、米屋の娘の伊藤沙莉ちゃん。

(なんと、この娘も「幕が上がる」に出演していたのです。)

ほんと、うまいし、めっちゃ楽しい。

晩に一杯やりながら、録画を観ているのですが、仕事の疲れも癒されます(笑)。