「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」
大前粟生の同名小説を原作にした、
「眠る虫」の金子由里奈監督による商業初長篇。
”男/女らしさ”という無意識のノリに
違和感を抱いている七森は、
大学で麦戸と出会う。
二人は互いの感覚を共有し
「ぬいぐるみ(としゃべる)サークル」に入会する。
(キネマ旬報からの抜粋)
今どきの大学生でも、こんな男女居るのかなと
最初は思いました。
それぐらい優しい優しい作品です。
現実にどっぷりつかった者にとっては、
時々引く場面がありますが、ただ、その時の間の取り方が上手いので、
いやな場面にはなりません。
昨今の映画界の流れのLGBT作品に見えますが、
男と女の差別、人権を描いているような感じを受けました。
細田佳央太君は、東京の可愛い姪の高校の先輩らしいです。
駒井連ちゃんは、シネフェスでお会いしそこなりましたが、(都合により欠席)
相変わらず可愛いし、上手い。
優しさって、何?
でも確かにぬいぐるみの好きな人には優しい人が多そうだ。
でも、仮にそうじゃあなくても、総ての人に
観てもらって意見を聞きたくなる映画でした。
最後に、
監督さんは、金子修介監督の娘さんなんだってね!びっくりしました。
(おおさかシネマフェスティバル 新人監督賞受賞作品)
おおさかシネマフェスティバル①
3月3日の日曜日
梅田北新地にあるホテルエルセラーン大阪で
おおさかシネマフェスティバルが開催されました。
実は、今回で8回目の参加になりました。
しかし、コロナで途中2回中止になり
花束贈呈も行われるのは、久しぶりのこととなりました。
ただ、高橋委員長も体調を崩され欠席。
同じく発起人であった大森一樹監督も一昨年亡くなり、
司会の浜村淳さんも90歳。
本年で最後かなとも、言われています。
でも、相変わらず、浜村節は健在!
何とか、続けて頂きたいものです。
今、大ブレーク中の趣里さんも
5年前、主演女優賞でお見えになりました。
売れっ子になられていく姿をみるのも
楽しみのひとつです。
主演女優賞の松岡茉優さんは、おきれいで
しゃべりも達者で
大いに会場を沸かせました。
新人賞の中野有紗さんもお美しい。「PERFECT DAYS」
花束贈呈は、ボクは「月」「愛にイナズマ」で、監督賞受賞の石井裕也さん。
東京から来た姪っ子は
新人賞を受賞した「怪物」の黒川想矢君に渡しました。
上記「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の金子監督と
おしゃべりさせていただいた打ち上げでの様子などは
続きの②で、また。