「月」

実際の障がい者殺傷事件を題材にした辺見庸による同名小説を

原作に

「茜色に焼かれる」の石井裕也監督が映画化。

重度障がい者施設で働き始めた元・作家の豊島洋子。

職員による入所者への心ない扱いや

暴力を目にする洋子だったが、

それを訴えても

聞き入れてもらえず・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

80点

多くの秀作を世に出している石井裕也監督作品。

(個人的には、ワタクシは好き嫌いの作品はあるのですが)

宮沢りえ、磯村勇斗(今年は大活躍、助演賞有力候補)

二階堂ふみ、オダギリジョーなどの熱演。

誰もが、いろいろ考えさせられる作品・・・・・。

ただ、僕としては、ラストの殺害シーンは余分ではないかと。

その前に終わったほうが良かったのではないかと。

原一男さんは、”こういう障がい者の映像は(特にテレビ)

”感動ポルノ”と言われるように

上から目線で描いているのが多い”と、

僕もそう思います。

(でも、俺もどこまでわかっているんだろうと、自問自答するのも

確かです。)

 

朝ドラ”ブギウギ”の趣里さん、

いいですねえ!

脚本のおひとり、足立さんは、笑えない喜劇映画もありましたが(失礼)、

今回は、役者さんの熱演?もあり、楽しく見させてもらってます。

趣里さんは4年前に

主演女優賞の表彰で

”シネフェス”でお会いしているのですが

大輪が開きましたね。

見事な演技です。

 

財津一郎さんやクレイジーキャッツの犬塚弘さんが

亡くなりました。楽しませていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスは公開されません

CAPTCHA