「散り椿」
黒澤組出身の名キャメラマン木村大作が、
葉室麟の同名時代小説を映画化した時代劇。
享保15年。
瓜生新兵衛は藩の不正を訴え出たために、藩を追われる。
追放後も連れ添い続けた妻・篠は病に倒れ、藩に戻って
榊原采女を助けてほしいという最後の願いを
新兵衛に託す。(キネマ旬報からの抜粋)
82点
毎年、秋のこの時分は、良い作品が多く出るので、
目が離せません(笑)。
さすが、木村監督、映像美が素晴らしい。
脚本も、最初、わかりづらいところもありましたが、
進んでいくうちに、解るようにしていたので、
ありがたかったです(笑)。
王道な映画作り。堂々たるものです。
岡田准一は、三船敏郎を ほうふつさせるような演技。
脇役も良かったです。(私のお気に入りの黒木華さんも)。
ほぼ、満足な気持ちで映画館を出ました。
観て良かったです。
朝ドラ”まんぷく”も、従来の朝ドラらしい、王道をいっていますね(笑)。
”半分、青い。”も良かったですが、正統派の朝ドラは
ある意味、ほっとしますね(笑)。
安藤サクラさんは、さすがの演技。
美人では、ないけれど(失礼!)。
金本監督、辞任。予想はしていましたが・・・・・・・。