後妻業の女

「後妻業の女」

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黒川博行の小説”後妻業”を 「源氏物語千年の謎」の鶴橋康夫監督が映画化。

小夜子と結婚相談所所長の柏木は、後妻に入り財産を奪う”後妻業”を繰り返してきた。

死去した父の全財産を小夜子に奪われた朋美は、裏社会の探偵・本多とともに

二人を追求する。(キネマ旬報からの抜粋)

大阪を舞台にして、楽しい?作品にはなっているのですが、

同じような作風の伊丹十三作品に比べれば、もう少し深みが欲しいなあという感じです。79点

大竹しのぶも、うまいんだけど・・・・・・・

ちょっと、惜しいかな、どっちつかずかなあ、

喜劇にするか、悲劇にするか、

今村昌平監督は、その微妙なさじ加減が、抜群にうまいですよね。

原作者の黒川博行氏の言葉ですけど、

”超高齢社会となった今後は、さらに後妻業は増えていくと思いますよ。

でもね、僕はそれはそれで いいんじゃあないかと思うんです。

男性だって お金を持ったまま死んでしまうよりは、好きな女性にあげたほうが

いいんじゃないでしょうか。

もしも 自分に寄り付かない娘や息子にお金を遺そうという気がないのなら、

そばにいてくれる女性にあげた方が いいと思っているんです。”

 

また、ハリウッドの新聞には 大金持ちが”女房求む”っていう広告が いっぱい出ていて、

そこには当方、資産はいくらっていうことまで書いてあるそうです。

すると売れない女優は目いっぱい装って見合いに行く。

金持ちの妻になることが商売として成立しているそう。

しょせん男はさびしい動物です。

 

”何やってんだ!タイガース” 八つ当たりしたいお気持ちもわかりますが、

タイガースが負けたのは、私のせいではありませんので、念のため(笑)。

広島の たっくさんの親戚のみなさんにお詫びを申し上げます。

昔、親父が広島のタクシーに乗った時、”今年のカープは あきまへんなあ”と

言ったやいなや、タクシーから降ろされたという そんな土地柄?です(笑)。