「サウルの息子」
第68回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したハンガリー映画。
1944年、アウシュヴィッツ・ビルケナウ。
ユダヤ人ながら同胞の屍体処理を担うサウルは、あるとき息子とおぼしき
少年の遺体を発見。 ユダヤ教の教義に則り手厚く埋葬しようとする。
(キネマ旬報からの抜粋)
ホロ・コーストの現実。ドキュメンタリーの様な手法で、痛く、つらい作品。
この環境で狂ったとしか思えない主人公の行動。
ただ、宗教と民族の関係が少しわかりにくい場面が有り、予習しとけば良かったかなと。
3月15日のブログに、西宮ガーデンズで映画を観た帰り、
店内の書店が爆破予告を受けた件を書いたのですが・・・・・・・
百田尚樹さんの”カエルの楽園”のサイン会だったそうです。
確かに・・・・・・ありうる!?
何回も書きますが、私は、百田さんの意見も、その反対側の意見も、
良いところは認めますし、また、私と違う考えの時は意義を唱えているつもりです。
理想と現実の違い。
国を愛するのか、民族を愛するのか
奴隷になるのか、ペットになるのか。
人種差別はなくならないし、人は差別をするもんだし。
人が死ななきゃ、それでいいのか。
宗教も きれいごとばかりじゃないし、
あらゆる答えは、どこにあるのだろう。
ひとつじゃあないことは、確かです。