明烏あけがらす

 

「明烏あけがらす」

「HK/変態仮面」の福田雄一が、数々の古典落語演目を基にホストクラブの半日を

描く群像劇。借金まみれのホスト・ナオキは運よく返済金を得るも、

それは夢の中でのことだった。迫る返済期限に慌てふためくが、周囲の人間は

誰も頼りにならず・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

吉岡里帆嬢が観たかっただけですが、その通りの作品でした。

だいたい、この監督とは合わないようで・・・・・・・。

舞台劇でいいんではないでしょうか。

 

それでは、前回に引き続き 平成27年 2015年の独断と偏見の我がベスト10。

邦画編。

①幕が上がる   ②きみはいい子     ③天空の蜂

④くちびるに歌を     ⑤繕い裁つ人    ⑥バクマン。

⑦海街diary    ⑧ソロモンの偽証

⑨進撃の巨人      ⑩風に立つライオン

 

「ハッピーアワー」を見逃しているのが残念です。神戸を舞台にして4人の30代後半の

女性の物語だそうですが、DVDもまだ出ていません。317分という長尺らしいのですが、

観たかったですね。

 

1位の「幕が上がる」は、ブログにも書かせてもらいましたが、普通の女の子の

純な気持ちがすがすがしく、なんといっても、元気をもらいました。

(評論家の評価は それほど高くはないのですが、その中で、川本三郎さんの

評価が高かったのは うれしかったです。)

 

上記のベスト10も 

悪魔で(しつこいですが) 僕の独断と偏見です。

 

今さら、なぜかというと、

以前、中国映画で チャン・イーモウ監督の「あの子を探して」を

良い映画だったと 薦めたら、

観た お嬢から ”面白くなかったわ、あんな貧乏くさい映画!” と、

言われたのです。(H嬢、貴女さまです。すんまへんでした。(笑))。

でも、2000年のキネ旬2位、読者の3位でしたから、そんなに

悪い作品でないのですが・・・・・。

だから、まあ、そういうわけで、改めて独断と偏見ですと言いなおした次第です。

自分の価値観と人生経験とを誰もが重ねてしまいますので、

比較しながら、楽しんで見てください(笑)。

 

ちょうど、このブログ、始めさせてもらって、2年たちました。

ありがとうございます。