「クー嶺街少年殺人事件」
(クーリンチェ少年殺人事件)
日本公開が1992年の、台湾映画です。
観たかった作品です。
この間、奥さんと台湾に行ってきました。
この作品、映画史上に残る傑作という評価は知っていました。
当時、観ていないうえに、DVD化も、やっと最近になってのことでした。
というのも、当時、興行的にも芳しくなく、しかも上映時間が236分(4時間!)。しかし、
この機会に、思い切って鑑賞しました(笑)。
名匠 エドワード・ヤン監督の力作です。
第2次大戦後の混乱の台湾を、青春映画というのか、
やるせなくなるぐらいの作品。実話です。
実際に起こった事件だそうです。
人間関係が、ちょっとわかりにくい。
だからこそ、もう一度観てみたい。
台湾、いいですねえ!
特に故宮博物院は、素晴らしいのひと言。
ずっと滞在したい気分。
中国が台湾を欲しがる理由のひとつだそうですが、それも納得。
日本の近現代史において、言わずもがな重要な位置を占めている台湾。
現在も複雑な立場であり、今も政治が混とんとしています。次の総統選はどうなるでしょう。
現地の人とお話をしても、その関心は非常に高かったです。
「千と千尋の神隠し」や「非情城市」で有名な九份にも行きました。
夜市も3か所周りましたが、龍山寺の夜市はディープで、妖しげでしたね(笑)。
地下鉄で移動したのですが、人々が活気があって、たくましいなあと感じました。
近々にまた行きたいですね。
テレビ”なつぞら”、 手塚と高畑、宮崎の違いを突っ込むかあ?(そこまでやったら、めちゃおもろい)。
吉本問題、僕は、どっちもどっちだと思います。