「日日是好日」
森下典子の人気エッセイを「光」の大森立嗣監督が映画化。
20歳の大学生・典子は、
突然、母親からお茶を習うことを勧められる。
戸惑いながらも従姉妹の美智子と共に
茶道教室に通い、
タダモノではないと
うわさの先生”武田のおばさん”の指導を受けることになるが・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)
80点
美術が素晴らしい。
二十四節気の
掛け軸、茶碗、茶花、特に和菓子(笑)。
誰もが感じたと思うのですが、改めて日本という国、四季がある素晴らしさ。
見事な映像化でした。
樹木希林さんは、相変わらずうまいけど、
黒木華さんも、ひいき目で見なくても(笑)、うますぎる。
派手さのない、大人の映画。
じっくり、沁みてきます。
樹木希林さんの追悼と茶道関係かな?年配の方たちが目立ちました。小さい劇場が満席。
最後に、この作品のテーマを・・・・・・・。
”世の中には、すぐわかるものと、すぐわからないものの2種類がある。
すぐにわからないものは、長い時間をかけて、少しずつ気づいて、わかってくる。”
あらためて、樹木希林さんのご冥福をお祈りいたします。
来年のシネフェスでお会いしたかったです。