トリとロキタ

「トリとロキタ」

少年トリと少女ロキタは、

アフリカからベルギーへ流れ着いたふたりの偽姉弟。

ドラッグの運び屋をしているが、

ビザを得るため、

さらに危険な仕事に手を染める。

新天地を目指す途中で出会ったふたりを追い詰めるのは

麻薬か、闇組織か、それとも・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

ダルデンヌ兄弟作品 2022年 ベルギーとフランス合作  85分

余分なカットが無く、無駄のない作品だけに、

ドキュメンタリー調で

シビアに感じる映画でした。

ダルデンヌ兄弟の作品は、

いつも考えさせられます。

難民を受け入れても、この現実。

日本だったら、どうなるんでしょうか?

 

大谷選手の通訳解雇。果たして、

どうなるのでしょうか?

日本人、みんなが心配しているといっても

過言ではないのでしょうか?。

本拠地で、ヒット発進、 ひと安心?

頑張れ、大谷選手。

 

今日から、プロ野球も開幕。

頑張れ、タイガース!

 

今週のゴルフは、良い天気でしたが、

先週は、春の嵐の中でのラウンド。

皆さん、前半で帰られていましたが、

我々は最後まで、プレー。

えらい目にあいました。

 

 

 

 

夜明けのすべて

「夜明けのすべて」

月経前症候群で月に一度、感情をコントロールできなくなってしまう

藤沢さん。

転職してきた山添くんのささいな行動に、

怒りを爆発させてしまう。

しかしやがて藤沢さんは、

山添くんが

パニック障害を抱えていることを知る。

(キネマ旬報からの抜粋)

81点

上白石萌音さんって、こんなに上手かったっけって、

思うほどの熱演。(失礼!)

最近はやりの優しい映画。のひとつの答えではないかと思うぐらいでした。

今年を代表する作品になると思います。

「PERFECT DAYS」や

「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」などなどと比べても、

見劣りするどころか、好感の持てる作品でした。カット、カットも上手いし、

音楽も効果的で素晴らしかったです。

同じくプラネタリウムも効果的な演出でした。

早くもベストワン?(笑)

 

大谷選手狂騒曲、でもね、わかりますよね!

大相撲春場所、選抜高校野球も始まり、プロ野球もまもなく開幕。

政治は混乱し、プーチン露大統領は再選をし、第3次世界大戦を口にする。

トランプにも復活の兆しがあり、

果たして、今後はどうなることやら、・・・・・

誰にもわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

CLOSE クロース

「CLOSE クロース」

鮮やかな花畑や田園を舞台に、

無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生、後悔と孤独、

大人になるまでの痛みや軌跡を重ねる物語。

第75回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。

13歳のレオとレミは大親友だったが、

中学校に入学後、

その親密さを

からかわれて気まずくなる。(キネマ旬報からの抜粋)

映像も美しく、繊細な映画。丁寧に作られていると思います。

でも、ちょっと,いろんな意味でじれったくなるような作品。

ベルギー・オランダ・フランス合作

ルーカス・ドン監督作品。

 

米国アカデミー賞、

「PERFECT DAYS」は

惜しくも、受賞を逃しましたが、

「君たちはどう生きるか」

「ゴジラ-1.0」が受賞。

おめでとうございます!

アメリカ映画しか対象でなかった、このアカデミー賞も

近年、多様性の影響で

男女や人種、国籍の違いを超えて

評価されるのは喜ばしいことだと思います。(上から目線で、すんません)

特に今年は、多様性に加えて

戦争というキーワードが、多くを占めていました。

日本も3大映画祭や(ベルリン、ベネチア、カンヌ)

米国アカデミー賞で、

怪獣やアニメ以外はないのんかいと言われもしますが、

韓国などと違って国の後押しもないのですから、

よくやったとは思いますよね。

先達からの伝統は素晴らしいものがありますから、

これからの若い人たちの作品は

楽しみしかありません。

 

 

 

 

ベイビーわるきゅーれ2ベイビー おおさかシネマフェスティバル②

「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」

社会に馴染めない殺し屋女子コンビを描き、

2021年にロングラン上映された

アクション作品の続編。

殺し屋協会アルバイトの

ゆうりとまことの兄弟は、

ちさととまひろの

ポストを奪えば

正規のクルーに昇格できると聞きつけ、

彼女たちを倒そうと作戦を決行する。(キネマ旬報からの抜粋)

確かに、くせになる映画(笑)

言いかた悪いけど、ジャンクフードみたいな映画(笑)

なんといっても、高石あかりと伊澤彩織が、いい!

突っ込みどころは満載なんだけど、なんか見入ってしまう。

また、”新しい学校のリーダーズ”が

この作品の主題歌や出演もしているが、何故か合う。

(今年度、おおさかシネマフェスティバル新人監督賞受賞作品。)

 

おおさかシネマフェスティバル②

表彰式の後の打ち上げに

姪っ子2人と参加させてもらいました。

松岡茉優さんは、お帰りになられていたのですが、

まず、姪っ子が花束贈呈した黒川相矢くんと

お話しさせてもらい、記念写真を撮らせていただきました。

その後、浜村淳さん、上原ひろみさん、サリngROCKさん、

金子由里奈監督さんなどとも

お話させていただき、サインまでも頂きました。

(金子監督のお父上の金子修介監督もお見えになられてて

ご挨拶もさせて頂きました。)

そして、なんと、磯村隼人さんともお話と

サインを頂きました。(姪っ子たちは握手も)

いやあ、気さくで謙虚な好青年でした!

また、来年も開催されることを

切に祈っております。

皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい おおさかシネマフェスティバル①

「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

大前粟生の同名小説を原作にした、

「眠る虫」の金子由里奈監督による商業初長篇。

”男/女らしさ”という無意識のノリに

違和感を抱いている七森は、

大学で麦戸と出会う。

二人は互いの感覚を共有し

「ぬいぐるみ(としゃべる)サークル」に入会する。

(キネマ旬報からの抜粋)

今どきの大学生でも、こんな男女居るのかなと

最初は思いました。

それぐらい優しい優しい作品です。

現実にどっぷりつかった者にとっては、

時々引く場面がありますが、ただ、その時の間の取り方が上手いので、

いやな場面にはなりません。

昨今の映画界の流れのLGBT作品に見えますが、

男と女の差別、人権を描いているような感じを受けました。

細田佳央太君は、東京の可愛い姪の高校の先輩らしいです。

駒井連ちゃんは、シネフェスでお会いしそこなりましたが、(都合により欠席)

相変わらず可愛いし、上手い。

優しさって、何?

でも確かにぬいぐるみの好きな人には優しい人が多そうだ。

でも、仮にそうじゃあなくても、総ての人に

観てもらって意見を聞きたくなる映画でした。

最後に、

監督さんは、金子修介監督の娘さんなんだってね!びっくりしました。

(おおさかシネマフェスティバル 新人監督賞受賞作品)

 

おおさかシネマフェスティバル①

3月3日の日曜日

梅田北新地にあるホテルエルセラーン大阪で

おおさかシネマフェスティバルが開催されました。

実は、今回で8回目の参加になりました。

しかし、コロナで途中2回中止になり

花束贈呈も行われるのは、久しぶりのこととなりました。

ただ、高橋委員長も体調を崩され欠席。

同じく発起人であった大森一樹監督も一昨年亡くなり、

司会の浜村淳さんも90歳。

本年で最後かなとも、言われています。

でも、相変わらず、浜村節は健在!

何とか、続けて頂きたいものです。

今、大ブレーク中の趣里さんも

5年前、主演女優賞でお見えになりました。

売れっ子になられていく姿をみるのも

楽しみのひとつです。

主演女優賞の松岡茉優さんは、おきれいで

しゃべりも達者で

大いに会場を沸かせました。

新人賞の中野有紗さんもお美しい。「PERFECT DAYS」

花束贈呈は、ボクは「月」「愛にイナズマ」で、監督賞受賞の石井裕也さん。

東京から来た姪っ子は

新人賞を受賞した「怪物」の黒川想矢君に渡しました。

上記「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の金子監督と

おしゃべりさせていただいた打ち上げでの様子などは

続きの②で、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

哀れなるものたち

「哀れなるものたち」

自ら命を絶った若き女性ベラは、天才外科バクスターの手によって

奇跡的に蘇生する。

世界を自分の目で見たいという強い欲望を

持つベラは、

放蕩弁護士ダンカンの誘いに乗り、

壮大な大陸横断の旅へ。

そして旅を通して自由と解放を知り、

驚くべき成長を遂げていく。

(キネマ旬報からの抜粋)

82点

監督 ヨルゴス・ランティモス

エマ・ストーン  ウィレム・デフォー出演

面白かった、面白すぎる!

ちょっと眠たい気分で観に行ったのですが、

(長い作品なのに)ひき込まれて、目が覚めました。

あのエマ・ストーンの体当たり演技にも、ビックリ。

しかし、こんな作品、見たことないというか、

独創的であり、ちょっと刺激的、衝撃的。

まだ、興奮しています(笑)

早くも、ワタクシ的には今年度ベストワンか?(笑)

映像美も凄いし、魅惑的。

いろんな問題を含んではいるのです、

(差別においても、人種間や男女間など)

でも、分かりやすいのに、

知的好奇心をくすぐる面も有ります。

なんせ、フランケンシュタインの生んだ怪物(女性)の

見事な成長物語でした.

 

いよいよ今週、3月3日の日曜日

おおさかシネマフェスティバルです。

みんなで、楽しみましょう!

 

 

 

 

ベイビーわるきゅーれ

「ベイビーわるきゅーれ」

2021年

阪元裕吾監督作品

高石あかり 伊澤彩織主演

意外に(笑)、ごめんなさい 面白く拝見しました。

若い女の子の殺し屋コンビを描くゆる~い?映画。

「キック・アス」やタランティーノ作品を彷彿させるような映画でした。

くせになるというか、

アクションも良いし、オリジナルというところも良いですね。

2も観たくなりました。

阪元監督、シネフェス新人監督賞、おめでとうございます!

(同じく、金子由里奈監督、「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」での受賞、

おめでとうございます!)

 

 

 

 

 

 

エゴイスト

「エゴイスト」

高山真の自伝的小説を鈴木亮平&宮沢氷魚の共演で映像化。

田舎町でゲイを隠して思春期を過ごし、

今は東京でファッション誌の

編集者として働く浩輔は、

パーソナルトレーナーの龍太と惹かれ合う。

幸せな時間を過ごす2人に、

やがて思いもよらぬ運命が訪れる。

(キネマ旬報からの抜粋)

高評価だけど、ボク個人としては合わない。(というか、アッチ系の

あのシーンは苦手というだけで、作品のテーマは解ります)

松永大司監督作品。

阿川佐和子が、良い、上手い。

鈴木亮平も上手すぎる、もちろん、宮沢氷魚も。

(鈴木亮平さん、

シネフェス主演男優賞、おめでとうございます!)

というか、俳優という仕事も、やっぱり大変だし凄いですね。

 

日本のGDPが世界第4位らしいです。

30年前は、第2位だったですね。

時代とは言え、世の中は大きく変わりましたね。

政治は、相変わらずの面はありますが、

(とは言っても、追い詰められる度合いも変わりました)

何もかも、何もかもが変わりだしました。

GDPが落ち込むのも当たり前で、

世界の中で、日本だけ歩みが遅く取り残されているそうです。

ただ、これからは進むだけでなく

足元や周りをよく見て進んで行かなければ・・・・・。

ただ、あまりにも早くハンドルを切られると

高齢者はついていけません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

いちご白書

「いちご白書」

1970年アメリカ作品

スチュアート・ハグマン監督

ブルース・ディヴィソン  キム・ダービー出演

これも何十年ぶりだろう、2回目です。

学園紛争の中の青春。

アメリカが変わった時代というか、

転換点のひとつを表した作品ですよね。

まあ、今でもそうですけど、

右か左か、極端に、

どちらが良いというものでも

ないとは思うのですが。

すぐ後に、荒井由実作詞の

”いちご白書をもう一度”という歌が流行ったりしました。

僕は、この映画の主題歌である”サークルゲーム”が

大好きで、

英語の歌を必死で覚えたのも懐かしい思い出です。

 

先週、三宅唱監督の「夜明けのすべて」を

観てきたのですが、

洋画「哀れなるものたち」に続いて、

早くも、

今年度、ワタクシの邦画ナンバーワンです(笑)

僕にとっては「ケイコ 耳を澄ませて」より、心に

沁みました。

 

 

 

 

ロストケア

「ロストケア」

42人もの老人の命を奪い、

その殺人を”救い”あるいは”介護”であると

主張する連続殺人犯と、

彼の罪を強く非難する検事の対立を描き、

なぜ犯人は殺人を犯したのか、

その真相に迫る社会派エンタテインメント。

監督は「老後に資金がありません」の前田哲。

(キネマ旬報からの抜粋)

前田哲監督は、本当に

魅せる職人監督だと思います。

お見事というか、

どの作品も、程よくエンタメ度が

合わせられています。

長澤、松山、柄本さんも、

見応えのある演技でした。

 

社内でコロナクラスター、

大変でした。

立春とはいえ、まだまだ寒く、

いろんな感染症が蔓延。

皆様もご自愛くださいませ。

 

球春到来!

 

3月3日(日)シネマフェスティバル

受賞者、発表になりました。